椅子と学ぶ男

椅子と学ぶ男が伝えたいもの

フィンユールとの出会い


フィンユールとの出会い

北欧家具に興味をもってから自分で調べてみたくなり
ネットや本でデザイナーの名前や作品、制作の歴史など自分なりに調べていきました。
そんな時、定方さんからある本を勧めていただきました。

「フィンユールの世界」

、、、フィンユール?

当時は聞いたこともありませんでした。
帯には「家具マニアが最後に辿りつく椅子」と書かれていました。

そもそもマニアではないし、ちょっと興味がある若造ですよ定方さん?笑

でもすごく興味がわいて、読んでみました。

、、これがすごかった❗️笑
特にNo.45という椅子
世界一美しいアームをもつ椅子とのこと✨

そんな椅子があるなら実際に見てみたいし座ってみたいなと思いました。

けど岡山県内のお店にはどこにもありません🥲
potの定方さんに話してみると、実際に取り寄せて展示してくださることに!

最初から思っていたことですが、
potの定方さんから「商品を売ろう」という意図は一切感じませんでした。

「良いものを知ってほしい、伝えたい」という情熱のようなものを感じていました。
だから今でも毎週のように通い詰めているのでしょうね笑

定方さんのお知り合いのオフィスの一室にNo.45を展示することとなりました。
この空間に衝撃を受けました⚡️
椅子というよりアートです!
そんなアート作品に腰掛けてみてさらに感動✨
とても良かったです。こんな椅子が部屋にあったらなぁ

しかしそもそも自分には高嶺の花
給料も平均的、貯金もそこまでないし
そんな高価なもの買えない
座れただけで満足
いい思い出にしよう

そう自分を納得させてそろそろ帰ろうかなと思っていました。

その時、定方さんのお知り合いの方が
「家具はそれを使う人の人格や人生も変える。その椅子一脚を部屋に入れたとしたら、きっとこの椅子に見合う人間になりたいと思うだろうし、周りの環境も質の高い空間にしたいと思えるだろうな」
と話してくれました。

その時に自分の価値観が大きく変わったような気がしました。

そして一言

「この椅子買います!」

フィンユールとの出会いでした。

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